山の日の連休。これは最高の山の思い出を作るしかない! と数ヶ月前からワクワクして準備していたら、台風とコロナで無念の断念…。あぁ、ジャンダルムが3年もお預けになっている…。と、うじうじ思う我が身を省みて、人間ってちっぽけで弱いもんだなぁ、と笑。
そんななか、8日だけは何故か雨風が引いて登山日和に。こ、これはアタックですな! と、ワンデイ槍ヶ岳にチャレンジしてきました。
山屋(登山好きな人)の若い頃の闘魂記を聞いて、そんなハードなことできるわけない!と自分で決めてかかっていましたが、ルートをよく分析すると、あれ?行けるんぢゃね?と思い直すようになっていた今日この頃。日頃の鍛錬で体力がついて自信がついてきたせいか、リスクを冷静に判断しても心にgoサインが灯りました。
日の出前の暗いうちからスタートして、荷物は最小限にして、トレランスタイルで、ポール補助も活用して、いざアタック🏃♂️。
やってみると、意外と簡単に行ってこれました。あれ?この負担感の少なさはなんでやろ?
Garminデータを眺めると30km、累積2700m標高歩いていますが、毎年行く剱岳早月尾根の方がよっぽど身体にこたえるような…? 早月尾根は15km、2200mだから槍ヶ岳の方がつらいはずだよね?
これは、たぶん傾斜のきつさ、ステップ一段毎の高さのせいかなぁ。槍ヶ岳はステップは低くて腿を高く上げなくても楽に行けるのに対して、剱岳は樹林帯から急傾斜がずっと続きます。槍ヶ岳の登山口近くはゆるい林道6kmなので、これを控除して考えたら、このフィーリングに合うかも。
ま、体力も相当ついてるから、そのおかげかな。と都合よく思うことにしました笑。
体力があるとものの見方が変わってくるのを実感します。できないことができるようになるって、すごく気持ちがいいものです。これで僕も山屋の一員になれたかも。
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