3.ワカモノよ羽ばたけ🦅

先日、我が社の若者グループとトップ陣がフラットなグループで話し合う場があり、僕も参加しました。僕は司会のような役回りで9人それぞれの提言発表やその後の意見交換を聞いていました。

大きな組織のなかにいると、どうしても上位下達になりがちで、管理職のオジサン達の古い価値観に縛られて、頭の柔らかくて最新情報に敏感な若者達の意見が埋没してしまいます。

いまの日本の状況は、世界の勢いについていけず、人口減も進む沈没間際の難破船のようなもの。そんな危機的状況を挽回したいと、若者たちは活躍の場を求めています。

本音で話してみると、やはりいろんなアイデアを蓄えておられましたが、どうやって進めていけばいいのか壁を感じているようでした。正直、考えているだけでは妄想の領域を抜け出せないし、1人でできることは限られているので、いかに仲間を増やして巻き込んでいくのか対話や交渉を繰り返しながら進めていくのがプロジェクトというものですが、いかんせんフリートークで話を受け取る側も心の準備ができてなかったので、実行に向けた道筋は参加者の良心と今後の検討に任される格好になりました。

でも、これまで語られなかった改革の志を、組織のトップとともに考えることができたのは、我が社にとって大きな一歩だったと思います。

人口減少が進んでいる日本に活力をもたらすのは若者のエネルギッシュなパワーです。歴史的にも改革を推し進めてきたのは若者達でした。彼らが自由に活動できるよう側面支援をしていきたいと思います。