赤ちゃんは自分の気持ちを言葉で上手に伝えることはできません。だから、大声で泣いたり、ニコニコしたりして、今の感情を伝えてくれます。
不思議なもので、思春期になると人目を気にしてか感情を出さずに言葉だけで自分の感情を伝えようとする人が多くなります。大人に憧れる一面でしょうか。でも、自分の感情を客観的に上手に表現できる思春期の人はまずいません。これは、自分の気持ちが分からないから、分かっても適切な表現が思いつかないから、などの理由からです。恋愛のシーンで気持ちと言葉が乖離してしまう経験は誰でも持っているのではないでしょうか。
それ以来、ぼくも長いこと、自分の気持ちを率直に文字にすることを訓練してきましたが、最近やっとそういう表現ができるよう及第点を頂けるような感じになったような気がしてます。
でも、気持ちと表現の乖離は、多くの人々に見受けられます。書かずとも話す時にもうまく言えない、それで損をしている人もとても多いような気がします。これは、人類にとって大きな乗り越えるべき壁だと感じてます。
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