消雪パイプって微妙ですよね

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富山では当たり前の道路の消雪パイプですが、雪の降らない街から引っ越してきた人はビックリするそうですね😲

地下水をポンプで引き揚げて散水する装置で、車道は行政など道路管理者が、歩道は町内会や町内組合が管理しています。雪を自動で溶かしてくれる優れものですね。

今のシステムは優秀で、雪❄️が降ってきたのをセンサーが察知して、自動的に散水を開始します。このため、都市部ではあらゆる道路に水がチャプチャプに溢れていて、雪には困らないものの、車の跳ね水を浴びたり深い水たまりで靴の中まで浸水したりと、二次的な不都合も出たりしています。ま、これも贅沢な悩みでしょうか。

一番困るのは、地域全体で一気に出過ぎたとき。いっせいに地下水を使うので、地面の下の地下水の水位が下がって、浅いポンプでは揚水できなくなります。意外と生活必需揚水として使われている地域もあるようで、この時期になるといつも新聞で困ったこととして大きく取り上げられる風物詩です。

また、鉄管なので凍って破裂したり、散水の穴が詰まったりなど不具合は多発します。

とはいえ、やはり雪かきしなくても家の前の雪が溶けているのはありがたいもの。いろいろ文句いいながら、もはや消雪パイプがなくては生きていけない生活になってます。

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