富山県南砺市に残る歴史的な古道「道宗道(どうしゅうみち)」を舞台にしたトレイルラン。
この道は今から500年以上前、上平村西赤尾の僧・道宗(弥七)が、月に一度、井波の瑞泉寺へ参拝するために使っていた修験と祈りの道です。
五箇山〜城端〜井波を結ぶ約30kmの山岳路には、合掌造りの集落や石畳、城跡など、越中の山里文化と地域の信仰が息づいています。
長い年月の中で一度は忘れ去られたこの古道ですが、地元有志が「道宗道の会」を結成して復元作業を重ね、山岳信仰や文化遺産を未来につなぐ活動が続いています。沿線はブナやミズナラの原生林、ユキツバキやカタクリなど四季折々の山野草も美しく、ただ走るだけでなく、地域の自然・歴史・文化すべてを体感できる貴重なルートです。
トレイルラン大会のミドルコースは、約28km・累積標高1,763m。五箇山や井波の集落を結ぶアップダウンの道のりで、地域の方々の応援に元気をもらいながら、まるで富山の歴史と未来を「駆け抜ける」時間でした。
地元に根ざした歴史・風景・人のあたたかさを、動画を通して少しでも感じていただけたら幸いです。
道宗(どうしゅう)道トレイルラン🏃♂️➡️
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