町内清掃の顔ぶれも変わりゆく

今日は早朝から、町内の公園や神社、周囲の側溝の掃除がありました。

訳あって一年ほど出られず、久しぶりに参加してみると、新しい顔ぶれがチラホラと。

僕の町内には県内外から移住してくる人が年々増えて、今では新世代の方々のほうが参加者の過半を占めているようです。なかには子ども連れで来ている人も。

これは、高齢者一人暮らしの方が亡くなったり施設に入られると遺族が土地を売却し、代わりに若い世代が移転してくるのが繰り返されているため。僕の町内はここ10年ほどで一気に世代交代してきた感があります。

一方で気になるのは、これまで参加していた高齢の方がおられないこと。草をむしりながらこっそり聞くと、健康問題があったり、なかには亡くなっていながらコロナのせいもあって町内に言わずに他界された方も。

生々流転の娑婆とは知りながら、別れの寂しさが込み上げてきましたし、一方で、新しい方々の新たな人生もここでスタートを切ったのだと、未来に想いを馳せたりしました。

歳を重ねるにつれ、今まで見えなかった大切なものが見えてくるようになったように感じます。

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